元号が変わった。まさか自分が生きている間に元号が変わることになるとは思いもしなかった。「時代が動いている」その渦中に自分が生きていることを実感する。わたしの中身は何も変わらずとも、わたし自身は変わらずとも、世界は驚くべき速さで動いている。

一年の間に背筋を正そうと思わせるイベントが二回も発生するのは、なかなかいいことなのではないか。そんなにカジュアルに改元なんて起きるものでもないし、ニュースを見るとなかなか次の改元までに解決しないといけないことも多そうだけど、でもこうやってまるで年末年始のような空気を感じられるのは、良いな、と思った。「何が平成最後のだ」とか「何が令和初だ」とかそういう声も聞くけれど、ここ数年ですっかり精神がまるくなったわたしはこのお祭りモードに簡単に迎合してしまい、例に漏れず楽しんで改元を迎えた。

 

今年もあと半年と少しで終わるが、その間にやりたいこともちらほら見つけている。どうにか着手だけでもしていきたい。