二つブログを持っていて、使い分け方もよくわからないよなぁ、と思いながら、胸の内に溜まった吐き出されない、140文字以上の言葉をぶつけている。短く細かく千切れていくからなかなか溜まらないけれど、キーボードをパチパチと叩いて文字が出来上がっていく…

恋人と食事に行くと、家に二人でいるときよりも「二人きり」を感じる。ついでに、この人と一緒に生きること以外、もしかしたら必要ないのかもしれないな、と思う。

ここの存在も忘れていた。過去の自分の文章を見ると、今と大してスタンスが変わっていないことを確認する。文章を書き散らしたくなるとき、大体それは悲しさや切なさが胸の中で大きくなっているときで、今もまた然り。名前も付けられずどこにも分類できない…

元号が変わった。まさか自分が生きている間に元号が変わることになるとは思いもしなかった。「時代が動いている」その渦中に自分が生きていることを実感する。わたしの中身は何も変わらずとも、わたし自身は変わらずとも、世界は驚くべき速さで動いている。 …

いつの間にかここを開設してから二年が経っていた。 大好きで大好きで仕方のなかった人が、いまどうしているかを人伝に聞いた。毎日のように電話で話していたのに、一方的に連絡を断たれて終わっていたその人の「いま」は、予想していた通りあまり良いもので…

先日読んだコラムに、「自分が落ち込んでいるときにはネガティブな人と話した方がいい」みたいなことが書いてあった。同じ空気をまとっている人にとりあえず否定せずに聞いてもらったほうがいい、という意図が込められているのだろうが、大体ネガティブな人…

毎日を生きるにあたって、「切なさ」や「悲しさ」、「どうしようもなさ」みたいなものを感じていないとわたし自身から離れてしまうのではないか、という気がずっとしていた。わたしは少し幸せでもとても幸せになってはいけなくて、周りから見ても「幸せにな…

とてもとても大切な友達がいた。18歳から26歳頃までを思い出すときに、絶対に出てくる友達。何度かはてなダイアリーには書いていたように思うけど、どうだったっけ。わたしの中の灰色の気持ちがむくりと起き上がる度に、彼のことを思い出す。もう連絡は取っ…

母はわたしにスカートを作ってくれた。世界にひとつだけのスカートは、とても嬉しく、幸せで、でも誰とも同じものではないという満足感と違和感が共存するものであった。わたしの問題なのだろうが、流行を全く無視したスカートだったため、この貧困なオシャ…

人の顔色ばかりをうかがってきたように思う。13歳ぐらいのときに、家族から父親が消えた。それからわたしには母と弟がかけがえのない家族になり、何を置いても守るべくは2人になった。何かをするにしてもやめるにしても、2人の、特に母の言うことを聞いてい…

ダイアリーばかりをずうっと使い続けてきたが、インターネット歴15年強、一度ぐらいブログを使ってみてもいいのではないか、とこの年で初めてまともにブログを開設した。いくつかアメブロのアカウントは持っていたけど、一週間と続かなかった。これはどうな…